スペイン

未完の超大作。圧巻のサグラダ・ファミリア!!!

皆さんおはようございます。Daikiです。

普段あんまり自分にお土産を買わない僕ですが、バルセロナのTシャツ屋でこれに一目惚れして買いました。可愛い顔と物騒な持ち物のギャップがイイネ!!!

 

 

<本日のあらすじ>

  • 今日は念願のサグラダ・ファミリア訪問日。出迎えてくれるは、バルセロナ凱旋門!
  • ついに目にしたサグラダ・ファミリアは、間違いなく唯一無二だった。
  • 森のような内部、彫刻、ファサード、散りばめられた隠し要素...。サグラダ・ファミリアの全貌をご紹介!

 

 

バルセロナ2日目!

タイトルやサムネ画像で既にネタバレしてるけど、今日は待ちに待ったサグラダ・ファミリアを見に行く日!

もおおおうこの日をどれだけ待ったことか!!笑 今回の旅のメインの目的の1つである。

宿からサグラダ・ファミリアまでは歩いて30分ほど。

道中にはこんな素敵なものまで。

バルセロナ凱旋門

1888年、ここバルセロナで開催された万国博覧会のために作られた門なんだって!

万博といえばそろそろ大阪万博が開催される年だけど、130年以上前にもあったんだなあというのがなんだか......素晴らしい(語彙力)

 

それにしてもこの煉瓦造りの重厚な門。この中を通り抜けて歩けることが嬉しくなっちゃう。

 

世界的な観光都市なだけあって、歴史もあるし本当にバルセロナは見応えあるなあ。

 

よし。じゃあ、後はサグラダ・ファミリアへ直行!!笑

他にも色々気になるところはあったけどもうそれどころじゃないんじゃあああ!!ってことで歩くこと20分......

 

サグラダ・ファミリア

はわわわわわ〜〜〜〜!!!(壊れ)

ついに!ついに来てしまった!!!やばい。これは...やばい

これはもう超有名だから知ってるよ!!って人も多いと思うんだけど、サグラダ・ファミリアはスペインを代表する世界遺産の教会で、なんといっても工事に着工してから現在まで142年間かけてまだ完成していない、という、「未完の世界遺産」なんて呼ばれる唯一無二の建物。

一応完成は2026年の予定らしくて、だからあと2年!!本当に完成するのかどうかは分からないけども!笑

「サグラダ・ファミリア行ったけど本当に工事中だったよ〜ハハハ」って感想を言いたい人はぜひ今年か来年に!笑

 

いやあそれにしても...

昨日サグラダ・ファミリアかと勘違いした「サウタ・エウラリア大聖堂」とは全然違ったなあ...笑

あっちももちろんすごいんだけど、これは何というか...圧倒的な存在感

これまで色んな教会を見てきたけど、ダントツで一番風変わりだし多分これは一生忘れない気がする。

そして、超個性的な見た目が放つのは神聖さのような、禍々しさのような、ポップさのような

今も工事中ってことで当然周りには聖堂と同じくらいの高さのタワークレーン(赤と白のやつ)が立っていて、普通ならこれは絶対景観とマッチせずに違和感を抱くはずなんだけど、これすらも教会の一部に調和しているように僕には見えて。

どんなものを横においても受け入れてしまいそうに感じさせるのも、設計したアントニオ・ガウディの仕掛けなのかなあ...。

 

よーし!!じゃあ早速中に入ろう!

(ちなみにサグラダ・ファミリアのチケットは入場時間が決められてて、かなり人気だから1、2週間前には予約しておくのがおすすめです!)

近くに寄ってみると不思議な見た目がよくわかる。そしてクレーン、やっぱりそこまで違和感がないw(僕だけ?)

 

そういえば、サグラダ・ファミリアって外観のイメージが強いけど、中って見たことないよなあ...どんな感じなんだろう?

はわわわわわわ〜〜〜〜〜!!!(しつこい)

中もめっちゃ特徴的やな。もはやこれ1つのアート作品じゃん...!!

サグラダ・ファミリアは解説用のアプリがあって、それを聴きながら回ってるんだけど、設計したガウディは内部を森のようにデザインしたんだって。

つまり、この柱の1つ1つが森。ステンドグラスは森の光でその模様も葉を連想させる形になってる。

森にたくさんの種類の木があるように、1つ1つの柱も色や使われている原材料が違うんだとか。

確かに、よく見ると色も違うし、上部は木の枝のように広がってい葉をつけているように見える...!!!

すごいなあ。本当に天才の考えることは驚くしかないや...。

次は少し戻って「生誕のファサード」の門へ。

サグラダ・ファミリアには3つのファサード(建物の正面、入口のこと)があって、そのうち2つ「受難のファサード」と「生誕のファサード」は完成してるんだけど、残る「栄光のファサード」はまだ建設中。

ちなみにファサードはどちらか1つには追加でお金を支払えば登ることができて、僕はあとで「生誕のファサード」に登る予定!

生誕のファサードの門はこんな感じでツタがデザインされたものになってる。

サグラダ・ファミリア、もはや予想がつくものが1つもない。笑

 

よく見ると色んな虫が隠れていて遊び心も。

 

ファサードには3つの門がついているんだけど、門の上にはものすごい数の彫刻!

いずれも聖書の場面を再現した彫刻なんだけど、門を埋め尽くさん勢いで飾られてる!

個人的に面白かったのがこれ。

えっ亀じゃん!!!なんか柱の下敷きにされてかわいそう...笑とか思って解説を聞いてたら、

一方の亀は前足がヒレでもう一方は前足。つまり海亀と陸亀なのです。海と陸、変わらない2つの不変を意味するものとして作られています」って説明されて、マジかよ言われてみれば...って思った。

解説でも言ってたけど、本当にサグラダ・ファミリアには意味のないものがない!

見るもの聞くもの触れるものに全て理由があって、アントニオ・ガウディの頭の中を体験させてもらっているような、転がされているような、そんな気分。

 

そうこうしているとファサードに登る時間になったので次は生誕のファサードの上部へ!

これも時間が決まってて、入場時間になったらエレベーターで上に登る感じ。

ファサードの高さは約50m!

この高さまで来ると下ではみれなかった果物のオブジェが間近で見れたりする。このオブジェ可愛いなあ。

 

ちなみに登ることができる2つのファサードだけど、ネットで見た感じお勧めされているのは「受難のファサード」っぽい。ただこの「生誕のファサード」はガウディが生きている間に完成した数少ない部分らしくて、それを感じたくてこっちにしてみた。

 

上から見るとかなり高め...!

 

この高さを階段で降りていくぜ!なんかゲームの塔みたいでこういうの好き。

 

ファサードに登るのはあっという間だったけど、楽しかったなあ。

いよいよサグラダ・ファミリアの観光も終盤。

最後はもう一方の入り口、受難のファサードへ。

こっちも生誕のファサード同様彫刻がびっしり。

 

その中でも個人的に面白かったのはこれ。

「ユダの接吻」っていうシーンらしくて、イエスを捕まえにきた兵士に誰がイエスかわかるように接吻してみせたシーン。足元には裏切りを示す蛇も書かれてる。

面白いと思ったのは隣のパネルで、これは縦横ナナメどこを足しても33になり、そしてこの33という数字はキリストが亡くなった年齢なんだって。こういう隠し要素みたいな細工がそこら中に仕掛けられてるから面白い!多分僕がちゃんと気づいたものってほんの一部なんだろうなあ...。

 

というわけで、これでサグラダ・ファミリアはおしまい!!

朝からぶっ続けで飲まず食わずで観光してたから疲れた〜!!お疲れの生ハムサンド。

 

それでは今日はこの辺で!

バルセロナにはガウディが遺した作品が他にもたくさん。明日はそれらを回ってみようと思いまーす!!

 

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