モロッコ

迷宮都市フェズはガチの迷宮だった...!道先案内人にはお気をつけを。

2025年1月21日

皆さん、おはようございます。Daikiです。

 

 

<本日のあらすじ>

  • モロッコで3番目に訪れたのは、迷宮都市「フェズ」。
  • フェズの旧市街は、まるでゲームの世界に入り込んだようで。
  • タンネリ(革工房)とメリニデスの墓(一望スポット)に行ってみた。
  • まさしさん・しおりさん夫妻と再会。そして夜のフェズがムズすぎる!!笑

 

 

アッサラーム・アライクム!!

前回、どえらく気に入った青の街シャウエンの次に僕はここ、迷宮都市と呼ばれる街「フェズ」にきております!!!

 

そしてこのフェズで宿泊しているのが、メディナ(旧市街)に入ってすぐのここ。

Riad Shama Fes

見てこの豪邸っぷり!!笑

ベッドも大きいしソファベッドもある!シャワーのお湯が出る!!部屋にハエも飛んでない!!!←

これだけ豪華なのに1泊3000円。モロッコで泊まった中で一番コスパいいぞ。

 

Riad(リヤド)というのはモロッコの伝統的な住居を指すらしくて、モロッコの宿泊施設はこのリヤドタイプがたくさん。

もちろんホステルやホテルもあるんだけど、それと同じくらいこのリヤドがモロッコでは有名で。

個人的にはこのリヤドという宿泊施設、めちゃくちゃ好きだった!

しっかり個人のプライベートルームは用意されていながら、朝食なんかは併設された中庭で食べられて開放感があるし、宿泊者同士の交流も生まれる!ホステルは泊まりたくないけどホテルも寂しいなあ...という旅行者にピッタリ。

 

朝食もほら!こんな豪華!!(でもちょっとパンの数多すぎやせんか・・

朝食を食べてるとたまたま隣に座ってたのも日本人の大学生の女の子で。

話を聞いたら大学を休学してアフリカに長期滞在するつもりらしい。モロッコに来るまではセネガルの日本料理屋で働かせてもらってたんだとか。一人でいきなりセネガルかあ...行動力あるなあ...って感心してた。

 

さて、お腹も膨れたことだしいよいよフェズの探索へ!

散々書いている通り、ここフェズは通称「迷宮都市」

マップで見るだけでも道が多くて複雑な形だけど、実際はこれの何十倍も難しい。

とにかくフェズは小さくて細い通りが多くて。

大賑わいの通りから一本入るだけでシーンとして不気味だったり、さらに朝は通行できるのに夜は通行禁止になってたり。

実際に歩いてみたら分かったけど、それはもう名前通りの迷宮なのである!!笑(昨日の夜ホテル周辺ちょっと歩いただけで迷子になりかけた)

 

よし!とりあえず正門から進んでみよう!

迷宮都市なんてまさにドラクエの世界観。どんな街なんだろう・・!!

 

 

フェズの街へ!いざ行かん!!!

えっ、マジでゲームの街やんこれ。(大興奮)

なんかこのストリートの両端にお店がずらっとどこまでも並んでて、観光客と現地の人で活気があって、異国情緒が溢れてるこの街並み!!めちゃくちゃ好きなんだが!?笑

 

街には代車を引くロバまで。代車を引くロバまで出たら、もう終わりだようん(何が)(てかこの動物ロバで合ってるっけ)

 

こんなに賑わってる街だけど、やっぱり1本細い道を入ると雰囲気は全然違う。

モロッコは比較的治安もいいし今は昼だから心配は少ないと思うものの、少しゾクっとする...。

 

夜、太陽の光が射さなくなって歩くのはやめておいたほうが良さそうだなあ...。(フラグ)

 

そんなフェズの街の有名な観光地の1つが「タンネリ」と呼ばれるなめし革工場。

動物の「皮」を使って作られる「革」製品が有名なモロッコ。他の街にも革製品はたくさん売られてたけど、中心となる工場がここにあるらしい!ということで早速行ってみよう。

 

Tannerie(タンネリ)

入る前に入り口でおっちゃんからミントを渡された。

タンネリの中は匂いが強烈だからこれを嗅いでおけ!ってことらしい(゜ロ゜)

 

恐る恐る中に入ってみると...うん、確かに臭い!笑

臭いけど、まあ別にミントの葉をずっと嗅いでいないといけないってほどでもない。笑 長居はしたくないけど。

 

そしてこれが皮を染めるための桶。

1つ1つが大きい!間違って落ちたらとんでもないことになりそう...!

 

外を見ると皮を運んでいる人も。めっちゃ重そう...笑

 

タンネリの中でもたくさんの革製品が売られてる。

当然めちゃくちゃ勧められたけど、普通に高かったしあんまり大きなものは持っていけないのでここはスルー。

 

でも、せっかく革製品が有名な街に来たんだし、なんか1つくらい記念に買っていくか〜...と悩みに悩んだ結果、

 

このポーチを10モロッコディルハム(150円くらい)で買いました☆(ケチ)

いやでも色とか形状が冒険者のポーチっぽくて良くない!?笑

リヤドの鍵入れとして使おうっと。

 

そしてお昼は行きたかったハンバーガーのお店に。

わざわざモロッコに来てまで食べるバーガー。

実はこれ、ラクダ肉を使ったバーガーなのである!!!

ラクダが食べられるって話を聞いてからずっと食べてみたかったんだけど、まさかハンバーガーになるとは。

もぐもぐ。......えっ美味い!てか普通に牛肉の味がする!!でもあれだ、味は牛肉だけど肉汁がゼロ!笑めちゃめちゃ乾燥してる!笑

こんなラクダってクセとか臭みないの?って驚いたなあ。バーガーで食べてるのもあるかもしれないけど。

 

 

そして、ここフェズにも街を一望できるスポットがあるということなので行ってみる。

結局街中を通りつつ30分くらい!笑 ま、まあまあ遠かった!笑

それがここ。

 

メリニデスの墓

名前の通り、ここはお墓。

フェズの街はお墓がすごく高所に作られていて、ここから街を一望できるらしい。

お墓の写真を撮るのはちょっと忍びないけど..でもモロッコのお墓の作りは本当に綺麗で。

 

こうして街を見渡せるような高いところに位置しているのも、綺麗な白で立派に作られているのも、亡くなった人へのリスペクトの現れなのかなあ。

 

丘の頂上から街を見た景色がこちら!

夜はもう少し光で照らされて綺麗なのかも。でも、昼は昼で街がしっかり眺められていいなあ。

こうしてみるとギュッと詰まった街なんだけど、実際に中に入るとまさに迷路みたいになってるんだよなあ...。笑

 

今日の予定はこれでほとんど終了。

残すは1つ!前々回のタンジェ、前回のシャウエンで出会ったまさしさん・しおりさんのご夫婦と会うことである!

実はスペインからタンジェ→シャウエン→フェズと数日違いではあるものの全く同じルートで旅してきてる僕たち。

毎回僕が先に街について、1、2日後に2人がやってくる、というのを繰り返してる。

ただ、今日2人がフェズに到着するのは夜遅め。だから僕が2人の宿の近くのレストランに行く約束をしてるんだけど、それが結構離れてて。

フェズは人がたくさん歩いているような大通りが本当に少なくて、その大通りに面しているとこはいいんだけど、そうじゃないところは本当に細い裏路地みたいなところを通っていかないといけないんだよね。今回約束しているレストランはまさに僕がいるところから大通りで結ばれていない道で、細い道を縫って辿り着く必要がある。

覚悟を決めて、Googleマップを一応開きながら進むけど、案の定大苦戦...笑

マップで道があるはずのところは道がないか閉まってるし、マップで道がないところに道が出来てるし。街の作りどうなってんねん!!!笑

そしてこうやって迷っている旅行者がいると声をかけてくるのがモロッコの案内人。普段なら絶対頼まないけど、15分ほどぐるぐる回って一向に前に進めなかったから(本当にゲームで迷宮を探索している気分)「10ディルハムだけね!10ディルハムしかないよ!!」と釘を刺して案内してもらった。

すると「え、こんなところに道あったの!?」って思うような細い裏路地をいくつも経由してようやく目的地に辿り着いた。やっぱ現地人すげえな...笑

 

礼を言って10ディルハム渡すと、「足りない!200ディルハムだ!!」って言われたけど断って逃げた。こうなると思ったぜ!!笑

ちなみに夜道を彷徨っているときは写真を撮る余裕もなくて、唯一撮った写真がこれ。笑

巨大な肉の塊とおっちゃんの猟奇的スマイルの組み合わせが妙に魅力的で「あ〜〜これだけ撮ろう!!」と思って撮った(なぜ)

 

そして無事お二人と合流!

2人はこの後マラケシュに行ってそのままイタリアに行くんだって。

もう少しヨーロッパを探索した後、再度アフリカに入って縦断し、その後南米に向かうんだとか。

僕は次はマラケシュで1泊だけして西の海街に行く予定だから、ここで2人とはお別れ。

まだ会って3回目なのに、話しててすごく楽しくて、別れるのが本当に寂しかった。笑また日本帰国しても会いましょうね( ;∀;)

 

 

そして、ホテルへの帰り道。

一度来てるくせにまたまた迷いに迷って結局道端の案内人を利用し、結果チップの支払いでやっぱりモメて、逃げるように振り切ってホテルへ帰るのであった...笑(案内されてる時に謎のパンもらって食べた。結構おいしかった。)

フェズの街は本当迷子と道案内にだけはお気をつけて!!!笑

 

 

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