エジプト

ピラミッドに感動し、ラクダ使いにぼったくられる、旅レベル1の男。

皆さん、おはようございます。Daikiです。

そういえば、白砂漠って意外と虫もいなくて本当に静かだったんですけど、夜に一度だけフェネックっていうキツネの仲間を見ました。

夜になると餌にする虫を探しに活動するんだとか...いやめちゃくちゃ砂漠にいなさそうな見た目なのになんかすごくないですか(?)過酷な環境に思えるけどちゃんと生態系があるんだなあ...。

 

 

<本日のあらすじ>

  • カイロで絶対オススメの宿「jasmine pyramids hotel」のご紹介。
  • ピラミッドにスフィンクス。これを見なきゃエジプトに来た意味がねえ!!!
  • ラクダ使いのエジプト人にぼったくられる。皆さんはこうならないでください...。

 

 

グッモーニン!!

昨日まで白砂漠ツアーに参加してて、楽しかったけど正直めちゃくちゃ疲れたし、身体中砂だらけだし、もちろん砂漠ではお風呂にも入れないしで地味に絶景の裏では大変だったんだけど、その後カイロに帰ってきて泊まってるホテルがすごいのよもう!!!

jasmine pyramids hotel

もうね、ここは本当にオススメ!!!

普段泊まってるホテルは別に人にオススメしたりしないんだけど、ここはオススメさせてもらう!笑

何がオススメって、もうとにかく部屋は清潔だし、フロントの人も英語ペラペラで親切で、「あ〜水が飲みたいな〜」なんて言ったら無料でさっとボトル2本くれたりするくらいサービスもすごい。

あとはホテル内に無料で使えるプールもある。(使ってはない)

他にもエジプトなのに、シャワー、エアコンが快適すぎるしテレビはNetflixとかYouTubeも完備。

そうへいが予約してくれたんだけど、部屋は2人で7000円〜8000円くらいだった気がする。

エジプトにしては高めかもしれないけど、その価値は絶対ある。と言うかコスパが最高。僕が世界一周で泊まるホテルでここが一番コスパ良かった自信がある!!笑

 

フロントの前の景色もこの豪華さである。(ちなみに「このプール入っていいの!?」って聞いたら「こっちじゃなくて中の方をお使いください」って言われた。プール何個あんねん...!!)

 

朝食もバイキングだし本当にもう言うことなしよ。(僕の盛り付けはアレだけども)

 

さらにさらに、このホテルピラミッドにめっちゃ近い!!!

いやそりゃ名前に「ピラミッド」って入ってるけど、言うてカイロにピラミッドって名前が付くホテル山ほどあるしねえ...って思ってるあなた。

マップ見て!ピンの左下の空間がピラミッドのエリアだから、もうほぼピラミッドである。(おい)

というわけで、多分最初で最後の宿のオススメでした!

バックパッカーにもそうでない人にもオススメです!

 

朝ごはんも食べたし、早速ピラミッドを見に行くぞー!!

砂漠でだいぶ感動したしなんかもうエジプト終わった気でいたんだけど、ピラミッド見ずにエジプト帰るってそりゃ金沢旅行して魚食べずに帰るみたいなもんですよ。(僕は金沢育ち)

そしてホテルを出て1分。

もう見えちゃってますやん.......。

ホテルがピラミッドに近すぎる&ピラミッドがデカすぎるせいで壮大なネタバレを食らうことに。(まあもっと言えば昨日の砂漠から帰る時にすでに見えてたんだが)

 

よーし早速チケットを購入して入場!

 

クフ王のピラミッド

ちょっと前からネタバレくらってたけど、実際に見るとすごい!思った以上にでかい。

それもそのはず、今正面に見えているのはいわゆる「ギザの3大ピラミッド」のうち最も大きな「クフ王のピラミッド」

エジプトにはこれら以外にもたくさんのピラミッドが実は存在してるんだけど、有名なのが古代エジプトの王様だった「クフ王」、「カフラー王」、「メンカウラー王」を祀った3つの巨大ピラミッド。

テレビで紹介されたりピラミッドの謎でよく語られたりするのもここ!

 

それにしても大きいなあ...!

 

人と比較してもこの通り。

1つ1つの岩のサイズが大きくて、本当に機械のない時代にどうやってこれを運んだんだ!?って思う。

 

しかも、行ってみて分かったんだけどこのピラミッドって結構坂の上に位置してるんだよね。

この真夏にピラミッドまで歩くのも結構しんどかったんだけど、これだけの数の石を運ぶって、もう気が遠くなりすぎて気絶するレベル。

クフ王のピラミッドは高さが147mもあって、14世紀にイギリスでリンカーン大聖堂が作られるまでは世界で一番高い建物だったんだって。

ピラミッドが作られたのは紀元前2500年頃らしい。ってことは、約3800年間の間世界で一番高い建物だったってこと...!?

なんかもう色々とぶっ飛びすぎてて、人がピラミッドに魅了されるのも分かる。

 

ピラミッドの周辺にはラクダがたくさん。可愛いなあ。

 

歩いてると、1人のエジプト人が話しかけてきた。

 

エジプト人「へーい!日本人か?いい撮影スポット知ってるから、こっちおいでこっちおいで!」

ぼく「いや、自分のペースで見るからいいよ〜」

エジプト人「いやいや!ルートも次はこっちなんだって!ほら早く!」

 

面倒くさいなあ...まあルートは本当にこっちみたいだから適当に途中で離れればいっか。と思ってついて行った。今思えばこれが間違いだった。笑

案内されたのはピラミッドの内部。

それぞれのピラミッドには一部中のスペースに入れるようになってる!

えっピラミッドの中ってこんな感じだったの...!?ってびっくりした。

あと想像以上に階段が多くて急で普通に大変だった。笑

入場にはチケットが必要だけど、僕とそうへいは全部入れるようにチケットを買っていたのでそのまま入場。

 

戻ってくるとそのエジプト人はまだいて、次に写真スポットに案内してくれるとのこと。

そこではこんな風に写真を撮ってもらったり。

他にも何枚か撮ってもらって、写真はすごくいい感じ。

で、次にそのエジプト人がラクダを連れてきた。

ラクダ自体は乗ってもいいね〜って話をしてたんだけど、本当に馬鹿なことに、僕が値段を聞かないまま乗っちゃって。

もうこれは、旅人なら絶対やっちゃいけないことなんですよ!!笑

タクシーでもトゥクトゥクでもラクダでも何でもそうなんだけど、先に値段交渉しないまま何かに乗るって言うのは後からふっかけられるに決まってるので絶対NG。

こんな当たり前の、サッカーでは手を使っちゃいけません、ぐらいの初歩的なミスをしてしまったわけですよ。

普段は気をつけてるから絶対にしないんだけど、そうへいと一緒で、あとこのエジプト人も割と長時間一緒にいて何もしてこないから油断してたんですよね。はああ本当に馬鹿...!!笑

 

ラクダ自体はめっちゃ楽しかった!立ち上がりが怖いけど、乗ってる時は何か気分が良い!(この後ぼったくられるくせに)

 

そしてラクダを乗り終わった後、僕をラクダに乗せたまま、エジプト人がこういうわけです。

エジプト人「マイフレンド!40ドルだ!

ぼく「...は?」

エジプト人「ラクダの料金!40ドルだよ!」

ぼく「いやいやいや!!40ドルは高すぎるでしょさすがに!!ラクダだって全然乗ってないし!」

エジプト人「ノーノー。相場はこのくらいよ」

 

砂漠ツアーで出会ったこうすけくんは先にピラミッドでラクダに乗っていて、1時間くらい乗っても日本円で1000円くらい、それでも若干相場より高いかも?と言う話を聞いていた。

40ドルって日本円で6000円くらい。さらにラクダに乗ったのなんて10分くらい。明らかにぼったくりやんけ!!

 

ぼく「無理無理。そんなわけない。そんな高いお金は払わない」

エジプト人「無理じゃない、払ってもらわないとこっちも困る」

 

ぐぬぬ...。しかもこのやりとり、僕はラクダの上で行なっているのである。

ラクダはそのままだと高いから、しゃがんでいる間に乗って降りる時にもしゃがませないといけない。でも、ラクダをしゃがませられるのはラクダ使いだけ。

つまり、このラクダ使い、僕との交渉がまとまらない限りラクダから降ろさないつもりである。言ってみれば銃口を突きつけられているような状態なのである。

ああああああ!!!何て馬鹿なんだ僕は!!笑

何で事前に値段話してから乗らなかったんだ...。今更悔やんでも遅いけど。

 

ぼく「40ドルは絶対に払わない。1000ポンド(約20ドル、日本円だと3000円)なら出す。もうそれ以上は絶対に出さない」

エジプト人「OKOK。そんなに怒らないでくれよ!僕はただ楽しませたかっただけなんだ」

 

はあ...もういいから早くラクダから降ろしてくれ...笑

 

というわけで、相場よりものすごく高い金額を払いました。

エジプトに行く皆さん、僕みたいなアホなミスはしないと思うけど、それでも声をかけてくるエジプト人には本当に気をつけて!!笑

正直、自分たちで簡単に回れるので声をかけてくる人は全部無視でいいと思います。

 

いつまでも悔やんでも仕方ないので、次のピラミッドへ!

カフラー王のピラミッド

ギザの3大ピラミッドのうち、2番目に高いのがこのカフラー王のピラミッド。

その高さは約144m。ほぼクフ王のピラミッドと同じだから、見た目からはそんなに分からないかも?

カフラー王のピラミッドは頭頂部に化粧板っていう石灰石が残ってて、これが目印になる。かつてはピラミッドは全面この化粧板で覆われていたんだけど、月日の経過や盗難なんかで今はほとんど無くなっちゃったらしい。

 

3つ目のピラミッドに移動する間、ラクダに乗ったカッコいいエジプト人を見つけたのでパシャリ。

エジプト、よくインドとモロッコと合わせて「世界三大ウザい国」なんて呼ばれたりするけれど、全然そんなことなくて、会うエジプト人は優しくていい人ばっかり。

さっきぼったくられたばっかりで説得力がないけれど、エジプトで嫌な思いをしたのはあれだけ。笑 というかあれはもはやエジプト云々以前のミスだし、情けなさすぎてエジプトのせいにする気にもならない。笑

モロッコは行ったことないけれど、インドとエジプトじゃ比較にならない気がするなあ(インドはまあもう色々とカオスなので別格)

 

そして辿り着いたのが最後のピラミッド!

メンカウラー王のピラミッド

ギザの3大ピラミッドのうち最後のピラミッド!

高さは約65mで、これまでの2つと比べると半分ほどの高さ。

確かに他の2つと比べるとコンパクトだけど、これもデカイにはデカイ。

 

ちなみに、ギザに来たらピラミッド以外にも絶対見ないといけないものがあります。

そう、スフィンクスです!!

ギザの大スフィンクス

全長73.5mもある超巨大なスフィンクス像。

しかもこれ、一枚岩から掘り出されているらしい。

ピラミッドもそうだけど、古代エジプトの人はやることのスケールがデカすぎるぜ...!!

 

ピラミッドと同じくらいこのスフィンクス像にも謎が多いらしくて、今の定説としてはカフラー王の時代に作られたと考えられているらしいけど、それもまだまだ反論の余地はあるみたい。

ちゃんと尻尾まで彫られていた。これが4000年も残ってるって本当にすごい話だな...。

 

ちなみにスフィンクスの正面からは、こんな感じで3つのピラミッドとスフィンクスを納めて写真が撮れる。

 

ふ〜ピラミッド観光はこれで終了。

そうへいは有給を取って来てくれていて、時間も限られているので、早いけどこの後一緒にまた別の国へ移動するのです!

そんなわけで、短い滞在だけどものすごい濃かったエジプト旅は、これで終了!!

皆さん、くれぐれもぼったくりにはお気をつけを!!笑

 

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