ギリシャ

罰金にも、置き去りにも負けず、辿り着いたザキントス島にはロマンがある!!!

皆さん、おはようございます。Daikiです。

東京から来て合流したそうへいから日本食の差し入れをもらいました。

神か!?!?!?!?

全部嬉しいんですけど、個人的に特に嬉しかったのはハイチュウです。

日本じゃほとんど食べないんですけど、海外だと美味すぎてずっと食べてます。

結論、世界一周中の人への差し入れはハイチュウがおすすめ!(全く役に立たないライフハック)

 

 

<本日のあらすじ>

  • アテネの地下鉄で罰金として30倍の料金を取られる。これ本当に気をつけて....笑
  • ツアーガイドに置き去りにされるも何とか辿り着いたザキントス島。
  • 難破船が浮かぶシップレックビーチ。難破船✖️砂浜はロマンしかない!!

 

 

なんとなんと、実は今ギリシャに来ております!!!

ピラミッドを駆け足で観光した僕とそうへい。次に向かったのは砂漠の国エジプトとは180度違う、地中海の国ギリシャへ。

そして首都アテネにチェックインした翌日。

朝5時半に起きて8時40分発のフライトに乗るべく再びアテネ空港へ向かっていますっ!!(眠い)

 

 

向かう先はギリシャの島の1つ、ザキントス島

ジブリの「紅の豚」に登場するポルコの隠れ家の舞台になった島であり、砂浜に流れ着いた難破船で有名な島。難破船という言葉ほど、ロマンを感じる言葉がこの世にあろうか!?(いや、ある)

とにかく朝イチのフライトに間に合わせるべく、地下鉄を乗り継いで向かっているのである。

空港までは地下鉄で行くつもりなんだけど、ギリシャの地下鉄は時間制で、今回購入したのは90分乗り放題で1.2ユーロ。

ホテルの最寄り駅からアテネ駅へ行き、一度乗り換えて空港へ。

購入したチケットを自動改札にタッチし、当たり前のように改札を通り抜けて飛行機のチェックインへ!

...そうなるはずだった。

 

 

ぼく「ピッ(自動改札をタッチする音)」

自動改札「ピコーン!!!」

ぼく「?」

突然現れる駅員らしきおばちゃん「ふ〜〜〜〜。ちょっとチケット見せなさい」

ぼく「(ああ、もしかして90分の有効期限切れちゃったのか...参ったなあ追加かな)」

 

駅員らしきおばちゃん「あなたこれ空港行きのチケットじゃないわね。ペナルティよ。罰金を払いなさい」

 

ぼく「!?」

おばちゃん「パスポートを寄越しなさい。あと罰金は36ユーロよ。現金持ってる?持ってないなら1週間なら猶予があるわよ」

ぼく「ちょっと待って!!!罰金って何!?ちゃんと地下鉄のチケットは買ったんだけど!?」

おばちゃん「そのチケットじゃ空港までは来れないわよ。空港行きのチケットは9ユーロで別物よ」

ぼく「マジか...普通に乗り換え出来たからこのチケットで行けるものと思ってたよ。じゃあ、9ユーロ追加で払えばいいんだよね?」

おばちゃん「は?何言ってるの、あんた。空港行きのチケットを買わずにここに来た時点でペナルティよ。早く36ユーロを払いなさい」

ぼく「いや、それは知らなかっただけでわざとじゃないよ。9ユーロ払うからそれで通してよ」

おばちゃん「何度言えば分かるの?ここにもう来てしまってるから無理よ。それから早くパスポートを出しなさい!!

 

えええええええ!?

あまりの突然のことに理解出来ない僕とそうへい。

確かに正しいチケットを買っていなかったのは僕たちが悪いけど、36ユーロの罰金って何?

おばちゃんはもはや犯罪者を扱うような態度でこちらに接してくる。

結局どうすることも出来ず、さらにザキントス島への飛行機の時間も迫っていたので渋々罰金を払い、パスポートの情報を記録され、その罰金の支払記録みたいなものを渡されて解放された。

怒りとか焦りとか色んな感情でぐちゃぐちゃにしてポケットにしまった支払記録。笑

つまり、地下鉄乗り放題券はあくまでアテネ市内専用の券であって、空港に行くためには別の専用チケットが必要。アテネ市内の地下鉄から空港行きの地下鉄には乗り換えられるが、本来は一度改札を出て正しいチケットを買い直す必要があった。...ということらしい。

 

確かに、ルールを守らなかったのは僕たちが悪い。でもそれは悪気があったわけではないし、100歩譲って罰金はルールだから仕方ないとしても、まるで犯罪者のように雑な扱いを受けるのはおかしい...と思う。

正直エジプトでラクダ使いにぼったくられるとか、トルコでお金を多く取られるとか、そんなことより数段腹が立った。価格も価格だからというのはあるけど、それよりも態度が酷かった。

 

ちなみに外務省のギリシャのページを見ると一応罰金の話も書いてありました。

 

8 アテネ周辺の公共交通網利用に際しての注意
(1)公共交通機関
 アテネの公共交通機関(トロリーバス、ブルーバス、トラム、地下鉄等)では、乗車券読み取り式の自動改札を採用しています。バスは、車内の出入口に読み取り機が設置されているので、乗車時に乗車券を読み取り機にかざしてください。車内検札が行われた際に乗車券を所持していなかったり、有効時間を超過していたりする場合は高額な罰金が科されます。

 

うーん、でもこれだけ読んでも今回のパターンは防ぎようがないよなあ...( ;∀;)

アテネに行く人、僕みたいなミスをする人はいないかもしれないけど、本当に気をつけてください...笑

 

 

そしてこの罰金対応で時間を使いすぎていたせいで、飛行機の搭乗時間もギリギリ。

チェックインカウンターの列で空港職員のお兄さんに8:40のフライトに乗るんだと言うと、

それはもうファイナルコールだ!早く行け!!」と言われ猛ダッシュで空港を駆け回ることに。笑

久しぶりに全力疾走し、何とか飛行機には間に合った。...もうたくさんだ( ;∀;)

 

今日利用するのはSKYエクスプレスという航空会社。

 

僕は正直まだ怒りが収まらなかったけど、そうへいは冷静で過ぎたことだから仕方ないという感じだった。確かに、いつまでも言ってても仕方ないよな...自分が情けない。

 

そして飛行機は無事ザキントス空港に到着!

 

しかし僕らにはもう1つ問題が。

ザキントス島は公共交通機関が発達していないので、島内を回るにはタクシーかレンタカーか現地ツアーしかない。僕たちは現地ツアーを予約していて、集合が9:30だったんだけど、飛行機のスケジュール変更で9:30には間に合わなくなっていた。

飛行機のスケジュール変更は2日前には連絡が来ていたので、ツアー会社に何度かチャットを送るも返事は帰ってこず。電話をかけるも繋がらず。ということで半ば絶望的な気持ちで集合場所に遅れて向かったんだけど、

当然集合場所はもぬけの殻だった。うん...だよね...

ツアー会社にはお金を払っちゃってるし、そもそもこのままだと足がないから島を回れなくなってしまう。

集合場所のホテルからツアー会社へ電話してみると、今度は繋がる。

 

ぼく「今日の9:30のツアーに参加するはずだったんだけど」

ツアー会社「君たちいなかったよな?もう先に行っちゃってるぜ」

ぼく「いや、飛行機のスケジュール変更で遅れることはチャットしてるはずなんだけど...」

ツアー会社「え?...分かった、ホテルの前で待ってて」

 

そして待つこと20分。ドライバーがやってきてくれた!

既にツアーのバスは走っているらしく、別の車で迎えにきてくれてそのまま合流してもらえるとのこと。

最後合流する時に「君たちを迎えに行った分、追加で20ユーロ払ってね。ツアーのドライバーに渡しといて」と言われたが、ツアーの本ドライバーからは特に何も言われなかったので渡さなかった。もうそういうのはたくさんだ。

 

ようやくツアーバスと合流。

はあ.....もう疲れた!!!!ここに来るまで本当に大変だったああああ( ;∀;)

罰金を取られ、飛行機には猛ダッシュで乗り込み、ツアーバスに置き去りにされ、まだ朝の10:00過ぎなのに色々あり過ぎた!!こうなったらザキントス島楽しみ尽くしてやる!!笑

 

うわあ、天国みたいに綺麗な島だあ...(゜ロ゜)(単純)

お昼ご飯はギリシャ名物のスブラキ。ギリシャ版ケバブって感じ!疲れた体に沁みるぜ...!!

 

既にこのビーチだけで十分綺麗。疲れた心が癒される...。笑

 

続いては船に乗っていよいよ難破船の流れ着いたビーチへ!

 

船はザキントス島の海岸線をなぞるような形で進んでいくんだけど、ところどころに洞窟や崖があったりして見ていて面白い。そして風が気持ちいい!!

 

すごい地形だなあ...(゜ロ゜) そして水が本当に綺麗。

 

そして船は大きな入江の中へ。これはまさか...来るのか...?

 

!!!!

 

シップレックビーチだあああ!!!!

 

すげえ、本当に船が打ち上げられてる..!!

なんでもこの船は1980年台に嵐で座礁してこの海岸に流れ着いたんだとか。

そして海岸は見ての通り周りを大岩に囲まれてて、船でしかアクセスできない。

まさに隠れ家的な入江であり、秘境。こんなところに船が一隻流れ着き、それがそのまま放置されてるって、そんなのロマンを感じてたまらない・・・!!!笑

 

数年前までは上陸して、さらにこの難破船にも乗ることも出来たそうなんだけど、現在は上陸すらできないみたい。多分この難破船を保護する目的だと思う。

シップレックビーチに滞在した時間は短かったけれど、この異世界感溢れる景色を目の前で見ることができてよかった。

 

ちなみにジブリ作品「紅の豚」のポルコ・ロッソの隠れ家はこのシップレックビーチがモデルらしい!

角度が違って少し分かりにくいけど、周りを岩に囲まれていて船でしかアクセスできないところがそっくり。

 

難破船と自撮り。いやそれより無加工でこれって水綺麗過ぎない!?笑

 

まるで船は宙に浮かんでいるよう。それほど綺麗な水。

 

その後も何箇所かに船は止まってくれて、綺麗な水を泳いで楽しんだり、ブルーホールと呼ばれる岩の洞窟を見ることができた。

 

その後は再び海岸線に沿って港へ。

 

駆け足で、トラブル続きでどうなるかと思ったけどザキントス島面白かった〜!!

お疲れのパスタとギリシャ名物ムサカ(ナスとジャガイモを使った家庭料理)。エビにムール貝、美味すぎる。

 

空港までの道で見かけて2人で大爆笑した「牛に見える馬」。笑

 

20:00の便でアテネへ。

 

つい数日前まで砂漠でキャンプしてたのに、今日は船に乗って海を渡り、透き通った水に潜って泳いでた。

砂漠を見た時にも思ったけど、地球って本当に楽しい。本当に素晴らしい。

今日もゆっくり寝れそう。明日はいよいよ、アテネと言えばのあの神殿へ!!

 

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