ギリシャ

ギリシャ最終日に訪れた街はテッサロニキ!街歩きで初めての気分。

皆さん、おはようございます。Daikiです。

そういえば、前回の記事で紹介できなかったけど、カランバカで3回くらい食べたギリシャ名物のギロピタ

お肉と野菜とフライドポテトとソースをラップしたファストフードなんだけど、安くてボリュームがあってめっちゃ美味しい!

何かフライドポテトをこうやって一緒に巻いて食べるの新しい(゜ロ゜)

ギリシャなのに値段も安くて4,5ユーロくらいで食べられる。ギリシャ行く方はぜひに!!

 

 

<本日のあらすじ>

  • ギリシャ第2の都市、テッサロニキへ!
  • 世界遺産の街テッサロニキの街探検。失礼を承知で言うと...何かパッとしない!そして街が暗い!!

 

 

今日は2日間過ごしたカランバカの街を離れ、ギリシャ第2の都市「テッサロニキ」へ!

カランバカ〜テッサロニキ間も以前は直通の電車があったみたいなんだけど、アテネ〜カランバカ間と同じく今は動いていなくて、パレオファルサロス駅でバスでの乗り換えが必要だった。

乗り換え含め5時間51分。朝7:00発のバスは早起きがキツい...( ;∀;)

ちなみにバスはカランバカのバスターミナルではなく電車の駅前から出てました!

 

途中で電車が停車した名も知らぬ駅。

ギリシャはラクガキ大国と有名だけど、流石にこれは...笑 治安が悪いエリアなのかなあ。

 

ひとまず予定通りテッサロニキへ到着!

今回はこの旅で初めて個人のアパートメントを予約してる。

教えてもらった住所で家主のコスタスさんと合流し、鍵をもらって中へ!

すごく立派なアパートメントだ(゜ロ゜) 1人で使うのが勿体無いくらい。

あと、キッチンが充実してるのもありがたい。差し入れでもらったインスタント味噌汁が自由に飲める。笑

 

テッサロニキは今日1日だけ滞在して明日次の国へ行く予定だから、街を少しぶらぶらしてみよう。

 

街はヨーロッパなだけあってとても綺麗。

ギリシャ第2の都市って聞いてたけど意外と人は少ないなあ。

とりあえずお昼ごはんを食べよう!ここは海街。海街にきて食べるものといったらあれしかない!!笑

フィッシュ&チップス!!笑

食べたのはトルコのチャナッカレ以来かなあ。

海街に来たらとりあえずフィッシュ&チップスのレストラン探してしまう病気です。

 

お昼を食べながらスマホをポチポチ。

へえ〜テッサロニキって街が世界遺産に登録されてるんだなあ。(今更)

正直全くノーマークで来ちゃったんだけど、その辺のスポットを中心に少し歩いてみようっと。

 

アギア・ソフィア聖堂

8世紀のギリシャがまだ東ローマ帝国の一部だった時代に建てられた教会らしい!

トルコのアヤソフィアと名前が似てるけど、どちらも同じ「聖なる叡智」って意味で、「アヤソフィア」はトルコ語、「アギアソフィア」はギリシャ語読みなんだって。だから似てて当然なんだ。

ふらっと入っちゃったけど、内装がとっても綺麗...!!

 

テッサロニキの人たちに大切にされていることが分かる。

それにしても全然人がいないなあ。いくら平日昼間とはいえ、こんな空いている教会に入ったの初めてかも。

 

他にも歴史的な建築物は市内に集中してるみたいだから歩いて行ってみよう!

 

ロトンダ

4世紀に建てられたテッサロニキ最古の教会。

入場料かかるみたいだしさっきのアギア・ソフィア聖堂を堪能したのでここは外観だけ。

ここから歩いて2分ほどの場所には...

 

ガレリウスの凱旋門

これも4世紀、ローマ皇帝のガレリウスがロトンダと一緒に作らせたもの。

 

柱に彫られている浮彫が細かい!!

凱旋門という名の通り賑やかで祝福するような絵になってる。

街中にいきなり出てくるから何かあんまり歴史的な建物感がない。笑

写真撮ってる人も全然いない...みんなこれに気づいてる!?笑

 

まだ少ししか歩いてないのにこんなこと言うのもあれだけど、テッサロニキ、何かパッとしない。

街はこんなに綺麗なんだけど、何か全体的にどんよりしているというか、活気がないというか。(あくまで個人の感想です。笑)

 

う〜ん。何か今まであんまり感じたことのない感覚だなあ。

賑やかな街、騒がしい街、静かな街、落ち着いた街。色んな街を見てきたけれど、テッサロニキはどれとも違う、何か暗い雰囲気の街...。笑(失礼)

海の方に行ってみよう!また印象が変わるかもしれない。

 

う〜ん、何かやっぱり暗いなあ。笑

この日の天気とかもあると思うんだけど、海もあんまり綺麗じゃない。

海賊船風の遊覧船が出ていたけど、正直全然興味を惹かれなかった。というか、クルーズとかじゃなくて海賊船なんだ。何でだろう?

決してテッサロニキは嫌な街じゃないんだけど、何かそういう暗い雰囲気が漂っているんだよなあ。

 

ホワイトタワー

最初は砦として建てられたんだけど、後に牢獄として使われ、反乱兵の処刑場としても使われたことから一時期は「血の塔」って呼ばれてたらしい

その後塔を洗浄して元の白さを取り戻したから、今では「ホワイトタワー」って名前で呼ばれてるみたいだけど。

...何か、歴史まで暗くなってきた。笑

 

そしてこのホワイトタワーから10分ほど歩くと銅像が。

アレクサンドロス(アレキサンダー)大王の像

か、かっけえ...(゜ロ゜)

とはいえこのテッサロニキとアレキサンダー大王にどんな関係が?そもそもアレキサンダー大王って何をした人だっけ?と全然無知だったので少しだけ調べて自分の言葉でまとめてみた。

 

昔々、紀元前7世紀頃、ギリシャのこの辺りには「マケドニア王国」という王国が誕生した。

紀元前3世紀に当時のマケドニア王によって作られたのがこのテッサロニキの街で、その名前は大王の妻であった「テッサロニカ王女」に由来しているそう。

そして、ここに建てられた銅像の主「アレクサンドロス大王」は紀元前3世紀にマケドニア王を継承し、軍事戦略の天才としてマケドニアの領土をエジプトやペルシャ(今のイラン)、インドの一部に及ぶまで領土を広げたマケドニアの英雄。テッサロニカ王女との関係性は異母兄にあたる。

 

...ということみたい。

正確にはアレクサンドロス大王が生まれたのはテッサロニキから少し離れたペラと言う村(かつてのマケドニア王国の首都)らしいけど、テッサロニキにも由来があるってことで立派な銅像が飾られているのかな。

 

この後は、郵便局で奥さん宛に手紙を出して(ウズベキスタンのリベンジ)帰った。

 

テッサロニキ、歴史的な建物も多くて、海に面していて、僕が好きな要素がたくさん詰まってたから気に入るかなと思ったんだけど、原因不明の暗い雰囲気を感じちゃって不思議な気持ちになった。笑

天気が若干曇り空だったこともあるとは思うんだけど!

後は、そもそもあんまり観光客がいなくて、ただ街自体はそれなりに大きいから人口密度が少なくてガヤガヤした雰囲気が無かったって言うこともあるのかなあ。

いずれにせよこんな気分になったのは初めてだったから、それはそれで面白かった!

 

というわけで、色々あったギリシャもこれで終了!明日からは東欧に入ります!!!

 

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