皆さん、おはようございます。Daikiです。
<本日のあらすじ>
- マチュピチュ観光は早めの予約と下準備が重要。旅行を決めたらやること。
- クスコ→マチュピチュ村まで、ペルーレイルのビスタドームクラスで行ってみた。
- マチュピチュ村、そしてマチュピチュ...!!インカ文明の跡地がロマンすぎる。
今日はいよいよ「空中都市」とも称されるペルーの世界遺産、「マチュピチュ」へ!
マチュピチュはおそらく旅行に興味がある人なら誰でも一度は聞いたことがある超有名観光地だと思うんだけど、行くのはかなり大変。笑
予約や行き方含め、今後行こうと考えている人も多いと思うのでブログに書いておきます。
まず大前提として、マチュピチュは2ヶ月前には予約しておいた方がいい!!
マチュピチュは入場券を払えば自由に遺跡を見て回れるわけではなくて、購入したチケットで観光できる場所が決まってるタイプの観光地。
いくつかあるコースのうちマチュピチュを高台から見下ろせるスポット(よくみるマチュピチュの写真が撮れる場所)と遺跡を巡れるチケットは限られてて、そこがすぐに売り切れちゃうから、行く日を決めたらすぐに予約しちゃうのがおすすめ。
ちなみにコースは現在10コースあって、2024年に更新されたらしくあんまり情報がなかったんだけど、調べた結果「コース2」がまさにそれらしくて僕たちもそのチケットを購入。
(コースの詳細はマチュピチュの公式サイトのここ)
一応、当日券もあるらしい!ただ当日券はマチュピチュに何泊もできるスケジュールに余裕がある人向けかも?
予約したサイトはこのMACCUPICCHU CENTERというサイト。
昔はマチュピチュの公式サイト?から予約できてたっぽいんだけど、僕の時はコース等が変わる過渡期だからかどうしても出来なくて、結局このマチュピチュの公式旅行サイトらしきところから予約した。
予約はこのぐらいにして、次は行き方。
行き方はこのburasekaさんのブログ記事を参考にさせてもらいました(人任せ)
アグアスカリエンテス(通称マチュピチュ村)までをバスで行くか鉄道のペルーレイルで行くかで悩む人が多いと思うけど、僕は普通にペルーレイルにした。一人ならバスだったかもしれないけど、奥さんを連れてるから少しでも安全で快適なルートにしようということで今回はそう決断。
ペルーレイルも予約が必要(予約サイトはここ)なので、結論、マチュピチュへの旅行が決まったらチケットと移動手段は早急に予約すべし!!
ということで本編スタート!
朝ごはんを食べて今回の列車の出発駅、「サン・ペドロ駅」に向かった僕たち。
San Pedro(サン・ペドロ)駅
今日乗るペルーレイルの列車とご対面。おお...青くてかっこいい!!
ちなみにペルーレイルのクラスは3種類に分かれてる。
①Hiram Bingham(ハイラム・ビンガム)・・・3種類の中で最高級。ウェルカムドリンクやライブミュージック、さらにマチュピチュ入場券、プライベートバス、観光ガイドなどがついてるまさにマチュピチュ全部込み込みセット。
②Vistadome(ビスタドーム)・・・3種類の中で中間。伝統的なダンスや音楽のショーを楽しめたり、景色と一緒に写真を撮ったり、軽食が配られたり。ハイラム・ビンガムほどじゃないけど少し特別な旅を求めるならこっちかも。
③Expedition(エクスペディション):3種類の中では一番リーズナブル。多分ビスタドームからショーとか軽食のサービスが無くなったコースだと思う。
今回僕たちが選んだのは「②Vistadome(ビスタドーム)」!
目的地のアグアスカリエンテスまではおよそ5時間の列車旅。いざ出発〜!!
出発するとすぐに軽食とティーの配布。列車の時間が長いからこれはありがたい・・!
途中は列車の最後尾で写真を撮る時間も。
すごいなあ...こんな山を切り開いてマチュピチュまでの線路を作ったなんて。
最初にマチュピチュ遺跡を発見した人の感動はすごかっただろうな。
列車は結構なスピードでぐんぐん山道を進んでいく。
しばらくすると、車両ライブとダンスショーの時間に。
2つの車両を贅沢に使ってライブやショーが行われるのがさすが観光列車という感じ。笑
ダンスの方が特に好きだった!動画を貼れないのが残念だけど、男女のペアがラッパの音に合わせてタップダンスを披露してて。狭くて揺れてる車内なのにフィールドを目一杯使って踊るのがすごかった!!笑
ちなみに男性の方は仮面をつけたこの人。鼻どうなってんねん。笑
そんなこんなで列車内のショーや軽食を楽しみつつ...
ほぼ時間通りにマチュピチュ村ことアグアスカリエンテスへとうちゃーく!!
マチュピチュ村は見た目が日本の温泉街にそっくりで、これは初代村長が日本人だったからなんだって。
初代村長を務めたのは野内与吉(のうち よきち)さんといって、今から100年以上前の1917年にペルーに移住し、ペルー国鉄でも働いていた人らしい(゜ロ゜)
いやいや、今のこのネット上に情報が溢れかえってる時代ですらこんなに来るの大変だったのに???
100年以上前に日本からペルーに移住して、さらにマチュピチュの村作りまで行ってしまうなんて...。
野内さんのことはもっとこう歴史の授業とかで教えた方がいい!笑 そのレベルの偉業だし、同じ日本人としてなんだか嬉しいなあ。
マチュピチュ村でやることは一つ。マチュピチュへのバスチケットを購入すること。
もうここまで来ればあと一息なんだけど、最後まで大変なのがマチュピチュ。
まずはここでバスチケットを購入。パスポートが必要。
そしてそのあとは、数分間隔でひっきりなしにやってくるバスに乗ってマチュピチュに向かうだけ!なのだが......
バスの列がすげえ。笑
僕らがここに到着したのは12:30頃。
マチュピチュのチケットは14:00入場だったので、割と余裕で間に合いそうだな〜村の観光もできるかな〜なんて思ってたけど全然そんな余裕はなし。
ものすごい列で結局1時間以上並んでバスに乗車。泊まりの人は大丈夫だと思うけど、クスコから来る人はここでも時間に余裕を持っていくことをオススメする...!!
並んでる時に撮った売られてるコカの葉。コカインの原料で日本ではもちろん違法なんだけど、ペルーでは普通に嗜好品として売られてる。
無事バスにも乗ったし!!さあいくぞ!!!(ちなみにこのバス数日前?に崖から落ちてて気が気じゃなかった)
バス降車後、マチュピチュの入場前に最後にまた数十分並んで入場。ほんと多分過去一で色んな意味で訪れるのが大変だった観光地!!笑
でもね。そんなことどうでも良くなった、この景色を見たら...!!!!
マ、マチュピチュだああああああああああ!!!!!
うわー、すごい...。本当にこんな山奥に遺跡がある。毎日こんな標高の高い山のてっぺんで生活してたの?なんで?どうやって??そりゃ世界中の人がロマンを感じてやってくるわけだ...!
すごい。なんだか現実世界の光景じゃないみたい。
このゲームのような世界に溶け込むために昨日、ポンチョを買ったんだ!!笑 記念にパシャリ。
マチュピチュのコースは大体1週1時間半〜2時間くらい。
割と時間には余裕があるし、写真を撮ったり当時はどんな生活をしてたんだろうな〜と思いを寄せながら回るのが楽しい。
これは「見張り小屋」。マチュピチュ遺跡の一番高いところにあって、遺跡全体を見渡せるようになってる。
遺跡自体はそこまで広くないから、ここから村全体を監視したりしてたのかなあ。
3つの窓の神殿。クスコの太陽神殿と同じで台形型に窓が切り取られてる。遺跡のすぐ裏手の崖の部分に石切場があって、そこから石を調達してたんだとか。
マチュピチュでは石と石、岩と岩を漆などで接着させたりしておらず、ただ積んでいるだけなんだって(゜ロ゜)
積み方にコツがあって、積み上げられた石壁は多少のことでは崩れたりしないようになってるんだとか。
そして遺跡にはリャマがたくさん。昔からインカの人々のパートナーとして生きてきたんだろうなあ。
インカ帝国がスペインによって征服されたのは16世紀。そしてアメリカ人のハイラム・ビンガムによって発見されたのは1911年。
約4世紀の間、この遺跡が誰にも発見されずひっそりと存在していたなんてロマンすぎる。いや、本当に誰にも発見されてなかったのかな...?
こうして2時間のマチュピチュ観光も終了。
あ〜楽しかった!!!辿り着くの大変だったけど、来た甲斐があった。
帰りも同じようにバスでマチュピチュ村まで戻り、そこからペルーレイルに乗る。
今回は時間がなかったけど、マチュピチュ村も1泊くらい泊まって観光すれば良かったな。
帰りにマチュピチュ村で見つけたインカ帝国の9代皇帝「パチャクティ」像。なんか昔のドラえもん映画の太陽王伝説思い出した。もしかして今思えばあれインカ帝国モデルだったのか?
ゴミ箱がカエルになってて可愛い。
帰りのペルーレイルも面白かった!
唐突なファッションショーが始まったり...
この超陽気な、「THE南米」みたいなおばちゃんの登場によって、
車内がパーティ状態になったり。笑
結局ホテルに帰り着いたのは0:00頃。
本当に刺激的で充実感のある1日だった。そして、マチュピチュが終わっていよいよ世界一周も終わりかあ...興奮と少しの寂しさを感じながらこの日は眠った。
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