皆さん、おはようございます!Daikiです。
どうでもいいんですけど、朝食で食べるヨーグルトを開けると必ず中身が弾けて服にかかります。4日連続、100%です、ええ。(本当にどうでもいい)
今日も朝ごはんを食べてサマルカンド観光へレッツゴー。
まずはここ!
シャーヒ・ズィンダ廟群
見よこの、溢れんばかりのサマルカンドブルー!!
ここ「シャーヒ・ズィンダ廟群」はティムール一族と、シャーヒズィンダのタジク語での意味「生ける王」の由来となった「クサム・ブン・アッバース」さんが眠る霊廟らしい。
ネットで調べてみたところ、「クサム・ブン・アッバース」さんの情報は次のように書いてあった。
"伝説によると、イスラム教の布教のためサマルカンドにやって来たクサムはこの地で礼拝しているときに異教徒に首をはねられたものの、そのまま礼拝を終え首を抱えながら深い井戸へと入っていったとのこと。そして彼はここで永遠の命を手に入れ、イスラム世界が危機に陥った時救いに現れるのだ"
・・・・なるほど、分からん。
しかしどこの国でも宗教を初めて伝えた人というのは大切にしているもの!そんな大切な人を弔っている重要な場所ってことだよね(強引なまとめ)
それにしても・・・
ここ、めっちゃ綺麗じゃないか!?!?
サマルカンドといえばレギスタン広場を想像しちゃいがちだけど、「シャーヒ・ズィンダ廟群」オススメです!!ズィンダって言いにくいけど!ちなみにとても神聖な場所につき半ズボンとか肌の露出が多い格好はNGなのでご注意を!
次は近くにあったバザールへ。
今日はここで探し物があるんだ・・!!
シヨブ・バザール
タシュケントの「チョルスー・バザール」の規模も凄かったけど、ここサマルカンドのバザールも負けていない。
洋服から陶器、それに果物や野菜など、必要なものは何でも揃ってる、それがバザール!!
バザールってもっとこうごった返して騒々しいイメージがあったけれど、ここサマルカンドのバザールは並べ方も綺麗でお店の人もすごく丁寧。お店のおばちゃんたちは「見て回ってるだけなんだ」っていう僕にも親切に教えてくれるし、英語が話せる若い子からは「あなた日本人ね!アニメ見てるわよ!!」って話しかけてくれたり。
今日バザールで探しているのはKurt(クルト)という食べ物。
実物を見たことはないんだけど、タシュケントで仲良くなったラノから「Kurt」を絶対食べてみて!と言われたので、バザールに探しに来たんだ。
しかし手がかりはラノから送られてきたこの画像だけ。この巨大なバザールの中で探すのは骨が折れそう・・。
ひたすらバザールの人に「Kurt?」と言いながらこの画像を見せて回る。こんなにKurtに必死な観光客多分僕だけだろうな()
そして、探し回ること20分。
色んなおっちゃん・おばちゃんたちに「No〜それはあっち(指差し)だ」と言われてバザールを駆け回り、木の実を売ってるお店に辿り着く。
ぼく「Kurt?(画像を見せる)」
おっちゃん「ん?・・オ〜、クルト!@%$#(ウズベク語で分からず。ただ1つの木の実を渡される)」
ぼく「(食ってみろってことか?これがクルトか?)美味い!美味いよおっちゃん!これがクルト?」
おっちゃん「ウンウン」
ようやく、クルト?と思わしき食べ物を(おっちゃんの押しに負けて大量に)購入!
早速ラノにも言わないと。
ぼく「これがクルトか?」
ラノ「多分そう」
ふぅ。時間はかかったけれどようやく買えて良かった(´-ω-`)
・・・とこれで安心してたけど、結論から言うと、この木の実は全然クルトじゃありませんでした。(絶望)
普通に美味しいマカデミアナッツでした。調べたらクルトはヨーグルトと塩を固めたものらしい。
おっちゃん、あの力強い頷きはなんやねん。
あ、思いがけず手に入った(大量の)マカデミアナッツは後で美味しくいただきました。
バザールを後にし、次は少し離れたここへ!
ウルグベク天文台
レギスタン広場のマドラサにも名前が出てきた、ティムールの孫であり天文学者のウルグベクさんが天体観測を行った天文台らしい。
元々はこんな建物だったんだけど、現在では地下の観測に使っていた部分だけしか残っていないんだとか。
今も残っている部分はこれだけ。
ちなみにウルグベクさんは15世紀の当時、この天文台を使って1年の時間を計測した結果、それは現代の最新技術で測定した結果と1分未満の時間しかずれていなかったんだって。ウルグベクさん、優秀すぎるだろ・・。
計測はこんな感じでやってたらしい。正直計測のやり方は書いていなかった(か僕が見逃したか)で全然分からなかったんだけど、誰かこの画像だけで読み解ける人いたら教えてください()
歩き疲れたのとお腹が空いてきたのでレストランへ!
今日のお昼はウズベキスタンの主食と言われている「ノン」と牛肉うどんの「ラグマン」。
まずはノンを一口。・・・うん、普通のパンだな。乾燥しているから少し硬めだけど、お腹は膨れそうだな。
ラグマンはどうだろう、見た目はミネストローネみたいだけど。
・・
・・・
・・・・
うんまっ!!!!
トマトスープに入った肉うどん!!これトマトスープに入った肉うどんです!!(落ち着け)
こんなことを言ったら香川県民に怒られるかもしれないが、正直日本のうどんより好きである。(この後ラグマンが気に入りすぎて3食連続ラグマンを食べることになるがそれは割愛)
さあ!お腹も膨れことだし・・・
・・・宿に帰るか。
前の記事でも書いたけど、ウズベキスタン、暑すぎて1日観光なんてしたらもう溶けてなくなっちゃうのよ!!
いいんだ!!帰りたい時に帰り、観光したいときに観光する。それが出来るのが一人旅の良いところなんだもの(都合良い)
帰りしな、サマルカンドの街中に小さなポストがあったので奥さんへのポストカードを書いて送った。
今回の旅で何ヶ国行くのか分からないけれど、色んな国から手紙を出して、いつかそれを思い出にできたらいいな。
そして、夜。
どうしても"あること"をしたくてレギスタン広場へ向かった。
今日も夜のレギスタン広場は綺麗だなあ。
やりたかったことは、ここサマルカンドで「ザナルカンドにて」を聴くこと。
「FINAL FANTASYⅩ」のテーマ曲、「ザナルカンドにて」。
僕が旅行を好きになったきっかけはドラクエとかFFのようなRPGが大きいんだけど、FF10はまさにその1つ。
ゲームの電源を入れると流れる、儚さと切なさが入り混じったこの曲が大好きで大好きで、高校時代、大学時代、そして社会人になってからも聴いている大切な曲。
FF10の舞台であり曲の題名にもなっている「ザナルカンド」の元ネタがここウズベキスタンの「サマルカンド」と知って、今回の旅で絶対にやりたいと考えていたことだった。
20:00頃のレギスタン広場は、まだ音楽がかかっていなくて、だけど既に空は暗くなってライトアップも始まっていて、とても落ち着いて聴くことができた。FF10を初めてプレイした高校時代から年齢は重ねているけれど、これからもこうして、子供のころと同じような気持ちを抱いて、好きなものと触れ続けていたいなと思った。
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